住友林業の規格住宅 ~Forest Selection BFの実例紹介~

住友林業の規格住宅「フォレストセレクションBF」でZEH仕様の家を建てます。低コストで省エネ&住林らしさを追及します。

断熱、防音について、改めて考える②

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6月になり、蒸し暑い日が増えてきました☀️

個人的には『暑さ』より『寒さ』の方が苦手なので、この時期の気候は苦になりません。
ですが代謝の良い子供は、寝てる間に結構汗を掻いてます(^_^;)

また、天気の良い日中に家を閉め切っておくと、帰宅した際に、2階で少しモワッとした暑さを感じることがあります。

比較的「暑さ」、「寒さ」を感じる2階が気になるので、我が家の断熱性能を改めて確認してみます。


【我が家の断熱材仕様】
まずは、断熱仕様がわかる断面図から。

居室内の温度変化に影響する4箇所に注目。
①屋根下天井部
②外壁部
③その他天井部(1階天井)
④1階床下部 & 床暖房の床下部

↓↓↓
①グラスウール断熱材
 ポリカット GWHG16-38(厚さ110㎜)✕2
 熱抵抗値:5.8m2・k/w

②グラスウール断熱材
 ポリカットQ GWHG16-38(厚さ100㎜)
 熱抵抗値:2.6m2・k/w

③グラスウール断熱材
 MJマット GW24-38(厚さ50㎜)
 熱抵抗値:1.3m2・k/w

④発泡プラスチック系断熱材
 ミラフォーム3種 二重施行(厚さ60㎜+40㎜)
 熱抵抗値:3.6m2・k/w

それぞれの写真は我が家の建築時と定期点検時に撮影したものです。

書類上の仕様と施行後の写真を改めて見比べても、大きな相違はなさそうです。


【熱抵抗値とは】
断熱材の性能を示す表記として『熱抵抗値』が使われます。
『熱抵抗値』とは、物質の中の熱がの流れにくさを数値化したもので、数値が大きいほど断熱性が良いことを示すそうです。

今回着目した4箇所の断熱材の中で『熱抵抗値』が最も大きいのは「①屋根下天井部」でした。


ちなみに、「木造戸建て住宅の仕様基準ガイドブック」というものが国土交通省からリリースされており、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ地域毎に断熱材の熱抵抗値の基準が定められています。

Ⅲ地域仕様の我が家と、Ⅰ、Ⅱ地域との断熱材基準(熱抵抗値)に差があるのは「屋根、天井、壁」。
それぞれ熱抵抗値の差は
・屋根:1.43倍
・天井:1.43倍
・壁:1.5倍

熱抵抗値=厚さ÷熱伝導率
で計算され、基本的に断熱材の暑さに比例します。
ワンランク上のⅠ、Ⅱ相当の断熱性能を目指すためには「屋根、天井、壁」の断熱材を1.5倍以上にすれば良いはず!

暑さ/寒さ対策として、天井(屋根裏)の断熱材を追加するという事例をネットでも目にします。
2階の快適性を向上させるために、DIYで検討しようかな〜と思いました。